昨日、1月7日は人日(じんじつ)、七草粥を食べる習わしですよね。
お正月におせち料理やお酒を楽しみ、1月7日に暴飲暴食?した胃を休めるためにお粥(七草粥)を食べると教えられてきました。
人日(じんじつ)っていう言葉は、私、あまり聞いたことがなかったのですが、実は、これは中国から伝わった五節句の一つだそうです。

人日(じんじつ)

正月の1日、とりの日。2日、犬の日。3日、いのしし(豚)の日。4日、羊の日。5日、牛の日。6日、馬の日。そして7日を人の日としていて、それぞれの日の動物を大切にするとしていたそうです。
七草粥は、無病息災を願って、平安時代から始まった日本の風習だそうです。

七草粥2021

今年の我が家の七草粥は、干し椎茸の出汁を使って七草粥を作りました。
出汁だけでなく、干し椎茸も入れました。香りがよくて作っていても食べるのが楽しみになっていました笑

粗挽き盛鉢 七草

七草
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ

セットになってスーパーで売ってますね。私も早めに買って置きました。ただ、早めに買っておいたので、ちょっと物によってはしおれ気味の物もありました。

越前漆器の粗挽き盛鉢(古代朱、本漆を丁寧に刷毛塗り。)に七草を入れてみました。

七草粥は、越前漆器高級椀 雑煮椀 溜内黒・溜内朱 に。
優しい丸みの椀で、厚みを感じますが、重くなくて、手になじみます。

私が、溜内朱、主人が溜内黒を使用しました。
かわいい珍味入れに、頂き物のわさび椎茸と梅クラゲを入れて添えました。

七草粥を食べて、お飾りも外して、お正月も無事に終わった感じですね。
そして、昨日、神奈川(横浜)も緊急事態宣言が出ましたので、主人も今日からテレワークが増え、おうちごはんが増えますね・・・。

おうち時間の過ごし方。二度目の緊急事態宣言なので、買い込みもせずにだいぶ上手に過ごせている方が多いのかなと感じます。
一つのおうち時間の楽しみとして好みのうつわで食事を楽しむのもいいのではと思います。

テーブルコーディネートには大切な風習や節句を楽しみながら、
今年も身近に楽しむ食空間をご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

食空間プロデューサー・ナチュラルフードコーディネーター Liko

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