横浜山手西洋館
横浜市山手イギリス館にて『月の宴』展示を行いました。
期間:10月3日(金)〜8日(水)
コラボ展示:
玉睿(書家、アーティスト)
原田紀子 Liko(食空間プロデューサー)
お月見を題材とし、『月の宴』をテーマにテーブルコーディネートやディスプレイを担当致しました。
『月の宴』コンセプトとイメージ
歴史的建造物の西洋館のもつ和洋折衷の世界観を大切に、日本の伝統的行事であるお月見を書道とテーブルコーディネートを掛け合わせ、高貴な和のイメージだけでなく、和洋問わず日常にお月見の行事を楽しめる空間を表現しています。
イギリス館インテリアの赤い絨毯やベッドカバーに合わせたトーンを意識してカラーリングも考えました。

食卓と休憩室1
お月見の夜の食卓を作り、友人達と秋の夜長を楽しむ空間
食卓は、休憩室に繋がる空間で、食事をしながらお琴の音色を楽しみます。
紫によって、高貴で神秘的なイメージを入れ、ゴールドで、高級感を持たせ、茶によって温もりと緊張感を緩和。和の落ち着いた印象のある黒や紫により、秋の夜長を表現し、その中にゴールドや紫を入れることで日本古来からの趣を表現しました。







寝室と休憩室2
秋の夜長を月夜の下でゆったりと楽しむ空間
月明りを感じながら、貝合わせをしたり、和歌を詠んだり、秋の夜長をゆったりと過ごす空間をイメージしました。
和ろうそくの柔らかい明かり
お香の香り
ぜひ、日本の優しく、趣のある空間をイメージしてみてください。







コラボ展示
今回の横浜市イギリス館での展示は、お声がけ頂きまして無事に行うことができました。
玉睿様には、今回のコーディネートをするにあたり、私のテーブル含めたコーディネートのコンセプトやカラーリングをお伝えし、テーブルにはこういう書、寝室にはこういう書などと私のイメージをお伝えし、それを快くくみ取ってくださり、私のイメージ以上の素敵な書の作品を作り上げてくださいました。 西洋館での書の展示は初めてのようで、とても珍しく素晴らしいとたくさんの方々にお褒めの言葉を頂きました。 最初は、西洋館での展示で書道家の方とのコラボ、そして、4部屋もある空間へのディスプレイは、とても大きな作品となりますし、躊躇しましたが、終わってみればとてもいい勉強になりましたし、素敵な出会いがたくさんあって幸せな一週間を過ごすことができました。
この機会を与えてくださった 西村様、また横浜市イギリス館の職員の方々には本当に感謝しております。ありがとうございました。
もちろん、私とのコラボ作品を作ってくださいました、玉睿様。素敵な作品に仕上げてくださりありがとうございました。
また、今回のブログ記事に使用させていただきましたお写真は、イギリス館でお会いした方が撮影してくださったお写真も使用させていただいています。
次回は、改めて、撮影してくださった方々のお写真をご紹介させていただきたいと思っています。
本当に国内外からの多くのご来場者の方々にご覧になっていただけたこと、また、多くの友人、テーブルコーディネーター仲間にもご来場いただき、本当にありがとうございました。
これからの活動の励みとなりました。
食空間プロデューサー Liko